|  | 学 習 活 動 | 教師の指導・支援 |  | 
      
        |  導入
 | ○学習のめあてを確認する。 | ○遣唐使によって伝えられたことや学んだこと、遣唐使を続けることのマイナス面の両面から、話合いに対する意欲をもたせた。 |  | 
      
        | めあて 遣唐使が果たした役割を考えよう。 | 
      
        | 学
 習
 問
 題
 1
 の
 ま
 と
 め
 
 | ○遣唐使が伝えたものや、来日した人について理解する。 
 ・平城京 ・政治のしくみ、税制
 ・仏教(最澄・空海)・天平文化
 ・珍しい文物(ヨーロッパ等からも)
 ・鑑真 など
 
 | ○遣唐使はいつから、何回くらい派遣されたか、また、唐から伝えられたものや学んだことを、映像や資料集等を基に確認させた。
        
  ○遣唐使はたくさんの苦労や犠牲を払いながら、唐の政治制度や文物、唐に伝えられたヨーロッパの文化などを日本に伝えたことを確認した。
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        | ○鑑真の来日について知る。 | ○鑑真は唐から5回の航海の失敗と12年の歳月を掛けて苦労の末に来日し、我が国の仏教と学問の発展に尽くしたことを映像で見せ、理解させた。 |  | 
      
        | 
 
 
 社
 会
 的
 な
 問
 題
 を
 把
 握
 す
 る
 
 
 | ○遣唐使を続けることのマイナス面を考える。 
  
 ・ 唐への航海はとても危険だった。
 ・造船、航海技術が未熟だった。
 ・命の危険があった。(航海、上陸後)
 ・唐の国力が衰えつつあった。
 ・新羅との関係が悪くなっていた。
 ・文化やもの、仏教など大切なことをすでにたくさん学んでいた。
 ・唐や新羅の船が日本に来るようになりこちらから向かう必要がなかった。
 
 
 
          
            | 研究や論争の材料となる事件(社会的な問題) ・遣唐使を停止したこと
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 | ○本時までの学習で、遣唐使の意義や役割(プラス面)に注目させてきていた、ここでは、遣唐使の派遣を続けることのマイナス面にも注目させ、関心をもたせた。 
 ○必要に応じて遣唐使に関する資料を提示し、遣唐使について多面的な見方ができるようにした。
 
 ○菅原道真の進言(資料)を読ませ、唐の国力が衰退していること、航海の危険について書かれていることを読み取らせた。
 
 ○これまでの日本と中国との関係や中国から受けた影響、ヨーロッパとのつながりも視野に入れられるように、これまでの学習に立ち戻り、確認させた。
 
 
 
 
 ○遣唐使の意義や役割(プラス面)と続けることのマイナス面を比較させたことで、「遣唐使を停止してよかったのかどうか」という問いを導き出し、自分の考えを決めさせた。
 
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        | ○遣唐使について意思決定1を行う。 | ○本時の学習を終えた時点での意思決定を行った。 【評価】
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        | ○今日の学習を振り返る。 | ○生徒それぞれの意思決定を賛成・どちらかといえば賛成・どちらかといえば反対・反対に分け、考えを交流させ、考えの違いを基に論題を導き出した。 |  | 
      
        | 論題 遣唐使は停止してよかったのかどうか考えよう。 《学習問題U》 | 
      
      
        | ○次時予告をする。 | ○遣唐使の停止について自分の考えをまとめる時間であることを伝えた。 |  |