生きて働く言語能力を育てる「国語科教育の具体策」を提案します!

 授業展開案1  単元名「筆者になりきって書こう」  5/6時の本時案
本時の指導 
指導目標
  ・文章の展開や表現の工夫に気付き、その効果について考えながら読むことができる。
・文章に表れているものの見方や考え方について、身に付けた力を生かし、考えをもつことができる。
本時の展開
過程
学習活動
教材・資料
指導上の留意点
評価規準と評価方法
◆Cの状況にある
生徒へ
の手立て



本時の目標を知る。
@文章の展開や表現の工
  夫のもつ効果に注目し
  て読もう。
A文章に表れているもの
  の見方や考え方につい
  て考えよう。
学習計画表
前時を想起させ、本時の目標と学習の流れを伝える。

 





相互評価を行い、意見を交流する。
(1)班で作品を読んで、交流する。

(2)他班の作品を読み合う。


評価メモの内容を付箋に書いて、交流する。
・付箋を項目別に並べ替えて評価表に貼る。




自分の作品への評価を読み、考えを深める。
作文用紙
評価メモ












付箋
評価表







評価表
評価メモ










筆者の表現の工夫を根拠に「なりきり作文」を書いているか、4段階評価させる。
評価の観点を明確にした評価メモを準備し、記入させる。
時間を区切って、多くの作品を評価させる。
表現に着目して読むことを繰り返すことで、書き手の意図への迫り方を体得させるように心がける。






良い点(ピンク)アドバイス(青)の両方について、展開や表現の効果を根拠に評価を書き込ませる。
(ピンク:良い点、青:アドバイス)
付箋を評価表に貼りつけさせる。






表現の工夫による効果が読み手に伝わっているかを確認させる。
まねしたいと感じるような表現の工夫があったかを振り返らせる。

イ―1,2
文章の構成や表現の工夫に気付き、その効果がどのようなものであるか考えながら読むことができる。
【評価メモの記述】

◆作文を読む前にPR文を読むように指示する。
◆評価メモには、具体的に記述例を示す。









イ―3
文章に表れているものの見方や考え方について、知識や体験と関連付けて自分の考えをもつことができる。
【評価メモの記述】





本時の振り返りをし、自己評価をする。

次時の見通しをもつ。
学習計画表





本時の学習内容を振り返らせ、学習計画表に記入させる。

次時の予告をする。
 
学習計画表は、単元を通して同じものを使用しています。また、同一番号のワークシートはすべて同じ内容です。