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○指導上の留意点 ■ICTの活用
●形成的評価とそれに基づく支援 |
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1 前時の学習を振り返り、本時のめあてを確認する。
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○ 前時に読み取った筆者の主張を振り返らせる。
○ その主張を行うために、筆者がどのような「説明の技」を使っているのかを読み取ることで、リーフレット作りに生かしていくことを確認させる。 |
2 筆者の「説明の技」を読み取る。
(1)文章構成表から、本論1が3つのまとまりに分けられ、その順に説明していることが筆者の「説明の技その1」であることを確認する。
(2)資料を活用していることが筆者の「説明の技その2」であることに気付く。 |
○ 前時に学習した文章構成表を教室側面等に掲示しておき、確認させる。
○写真やグラフなどの資料を使って説明していることに気付かせる。 |
3 資料を活用してあるE段落とF段落から、資料を活用する際の「説明の技その2」を読み取る。
(@)一人で
(A)ペアで

(B)全体で

【予想される児童の発言】
・はじめに図@や図Aという資料の番号が書いてある。
・図の題名を書いている。
・グラフから読み取れることを書いている。
・数字をたくさん使っている。
など
(C)交流した後、ワークシートにまとめる。
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○ E段落は図@について、F段落は図Aについて書かれていることを確認させる。
■ 図@、図Aを電子黒板で提示する。
○ E段落とF段落とを比べ共通点を見付けさせ、「説明の技その2」の項目に応じて実線・点線・波線、色を分けるなど工夫させながら、サイドラインを引かせる。
共通している点 |
1 |
何を示した資料であるかを書いている。 |
2 |
資料を詳しく説明している。 |
3 |
具体的な数字を使っている。 |
4 |
伝えたい内容に合った資料を選んでいる。 |
● 共通点が見付けられない児童には、E段落とF段落とを比べさせ、筆者が同じような書き方(説明の仕方)をしている部分に着目させ、どんなことが書いてあるかを読み取らせる。
○ エネルギー問題における課題を提示し、筆者が伝えたい内容に合った資料を選んだ上で、円グラフの割合や折れ線グラフの変化について説明していることに気付かせる。
○ 「説明の技その2」についてワークシートにまとめさせる。
【評価】イ−1
本論1の資料や具体例の示し方を読み取っている。
[ワークシートの記述] |
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4 本論1での「説明の技」をまとめる。
(1)現状→課題→解決策・本論2への導入の順に書いている。
(2)資料を使っている。
@何を示した資料であるかを書いている。
A資料を詳しく説明している。
B具体的な数字を使っている。
C伝えたい内容に合った資料を選んでいる。
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○ 本時のめあてに戻って考えさせる。
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5 学習を振り返り、次時の学習に見通しをもつ。 |
○ 次時は、本論2の文章構成や資料の示し方に着目しながら読み進めていくことを知らせる。 |