〔共通事項〕をよりどころとして表現と鑑賞の関連を図った指導法の工夫について提案します!! |
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2 研究の実際 |
(2) 本研究における〔共通事項〕をよりどころとした表現と鑑賞の関連についての考え方 | ||||||||||||||||
@ 〔共通事項〕の位置付け |
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○ 〔共通事項〕を各活動に共通に位置付ける
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小学校学習指導要領解説 音楽編(平成 20年8月)p.15より |
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〔共通事項〕と各活動の指導事項との関連
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○ 〔共通事項〕と題材のねらいとの関係を明らかにする | ||||||||||||||||
★題材を構成する際、各活動の指導事項との関連を図りながら、「音楽を特徴付けている要素」及び「音楽の仕組み」からいくつかを取り上げて題材のねらいに合わせて明確に〔共通事項〕を位置付けます。 ★〔共通事項〕と学年の系統性や年間の見通しを考えて題材を構成します。 ★〔共通事項〕と事項イの音符、休符、記号や用語も、事項アと関連させながら、6年間を通して系統的に題材に配置します。 |
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○ 〔共通事項〕の学習を各活動の学習に生かすようにする | ||||||||||||||||
★表現及び鑑賞の各活動に示された指導事項を身に付るようにするためには、〔共通事項〕の学習を各活動の学習に生かすよ うに」、〔共通事項〕と各活動の内容を関連させた題材を構成することが大切です。 ★題材の中で重点的に扱う〔共通事項〕アの(ア)「音楽を特徴付けている要素」及び(イ)「音楽の仕組み」を聴き取ることとその働きを感じ取ることを支えとしながら、それらを生かして楽曲の表現を工夫し、思いや意図をもって表現できるようにする活動や鑑賞において、アを支えとしながら、想像したことや感じ取ったことの理由を(ア)及び(イ)に求めながら言葉で表す活動などが考えられます。 |
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A 表現と鑑賞の関連 |
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表現及び鑑賞の各活動の関連 |
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