導
入
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1 「ふじ山」の歌と出会う。
2 本時のめあてを確認する。
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○前時に学習した「白鳥」の旋律の動きを表した図を掲示しておく。
○「日本一」というと、どんなものが思い浮かぶか、教科書を閉じて考えさせる。
○児童から「富士山」という声があがったら、教科書を開かせる。
○「ふじ山」の写真や楽譜などを見た印象を発表させ 日本一高くてきれいな、「ふじ山」の歌を歌う意欲を高めさせる。
予想される児童の反応例 |
・大きい。
・きれい。
・てっぺんに雪が積もっている。
・雲より高い。
・堂々としている。 |
○ふじ山の縦書きの歌詞を黒板に貼りながら、前時の「白鳥」の旋律の動きを掲示物から想起させ、「ふじ山」にはどんな特徴があるのかを想像させてからめあてを確認させる。 |

前時に学習した「白鳥」の旋律の動きを表した図
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展
開 |
3 「ふじ山」の縦書きにした歌詞を見ながら、音読する。
4 「ふじ山」の範唱CDを聴く。
5 「ふじ山」の旋律を覚える。
6 「ふじ山」の旋律を階名唱する。
7 「ふじ山」歌詞や旋律を歌う。
(1)ペアで歌う。
(2)グループで歌う。
(3)全員で歌う。
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○教科書を見て、「四方の山」「そびえ立ち」「かすみのすそ」などの難しい言葉の意味を理解させたり、情景画に雲を付け加え、「頭を雲の上に出し」「四方の山を見下ろして」「かみなりさまを下に聞く」などの歌詞の表す情景を想像したりさせて、音読させる。
○最後の「ふじは日本一の山」のところだけ、富士山の情景を表した歌詞の中で、心情が表されていることや1番と2番の最後が同じ歌詞であることなどに気付かせる。
○他にも、富士山の色々な姿があることを、電子黒板を使って映像で見せ、富士山が日本一高いだけでなく美しく堂々としている姿を実感させた後、電子黒板の楽譜に貼り付けた「ふじ山」の範唱CDを聴かせる。
○4小節ずつ、ピアノの旋律に合わせながら、教師の模唱をさせた後、通して歌わせる。
○教師が旋律の拡大譜を指し示しながら、児童に、音高に合わせて手を動かしながら階名唱をさせ、旋律の上がり下がりを感じ取らせる。
○ペアになって、交互に聴き合い、歌うことができたら、相手の教科書の楽譜に、サインをさせる。
○始めは教科書を見ながら、覚えたら見ないで歌わせる。
○ 2人ともできるようになったら、2人で一緒に歌ったり、できた他の2人組のところへ行き、4人組や6人組になり向かい合って一緒に歌ったりするよう指示しておく。
◆色々なペアと組み合わせて楽しませる。
○ピアノの周りを囲んで児童の顔が全員見えるように並ばせ、歌詞や楽譜を見ないで歌わせる。
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ICTの活用(電子黒板で映像を見せる)
・ 「ふじ山」の歌詞の内容、曲想に興味・関心をもって進んで歌おうとしている。
(関ーA)【行動の観察】
おおむね満足(B)と判断する目安
ペアかグループで、「ふじ山」を歌ったり、相手の歌を聴いてサインをしたりしている。 |
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