展
開
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3 「ふじ山」の表現の工夫をする。
(1)「ふじ山」を歌う。
(2) 表現の工夫について考える。
4 グループで話し合い、 「日本一のふじ山」を表すのにふさわしい表現を見付ける。
5 いくつかのグループの発表を聴き、交流する。
6 表現の工夫を振り返る。
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○旋律の音高に合わせて手を動かしながら歌わせ、旋律の動きの特徴を思い出させる。
○ワークシートの楽譜に、@どこをAどのように工夫したいかを具体的に書かせる。
○どのように工夫したいかのヒントとなる〔共通事項〕の音楽を形づくっている要素のカードを提示する。
◆全く書けていない児童には、まず、どこを工夫したいのか、ワークシートの歌詞や楽譜を指で示させ、@Aの順に考えさせる。
○活動の進み具合を見て、ペアで相談させ、考えを確かめたり、広げたり、深めたりさせる。
○ワークシートの楽譜に@Aを書き込んだ工夫マップを基に歌い試しながら話し合わせる。
◆工夫したいところがうまく表現できていないグループには、旋律の音高に合わせて手を動かしながら旋律の動きに気を付けて歌って試させたり、声の出し方についてアドバイスをしたりする。
○どこを、どのように工夫したのか説明してから発表させる。
○グループの発表を聴いた感想を発表する際には、工夫の基になった旋律や歌詞などの音楽を形づくっている要素に関連していうことができた児童をほめ、よさを共有させる。
○できた工夫について振り返り、Bなぜそのように工夫したのか「せんりつ」という言葉を使って、ワークシートに書かせる。
◆書けない児童には、工夫の手掛かりになった旋律の特徴が表れているところを、ワークシートの【工夫マップ】の楽譜を使って指し示しながら考えさせる。
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「ふじ山」の旋律の音高にあわせて手を動かしながら歌っているところ

4〜5人のグループで表現の工夫について話し合っているところ
・「ふじ山」の歌詞の内容、曲想にふさわしい表現で歌っている。
(技ー@)
【演奏の聴取】
おおむね満足(B)と判断する目安
「ふじは日本一の山」(13〜16小節)のところを強く表現することを意識して歌うことができている。 |
※グループ活動の観察で、チェックリストを基に、現時点で評価が可能な児童については評価しておく。

どこを、どのように工夫したのか説明させているところ(発問や指示の工夫)

グループで、表現の工夫をしながら歌っているところ
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音楽表現の技能の評価については、発表で、グループ活動の際評価していない残りの児童を評価する。
・「ふじ山」の旋律の特徴を聴き取り、それらの働きが生み出すよさや面白さなどを感じ取りながら、歌詞の内容、曲想にふさわしい表現を工夫し、どのように歌うかについて思いや意図をもっている。
(創ー@)
【ワークシート・行動の観察】
※ワークシートの記述は、事後、行動の観察と合わせて補完的に評価する。
おおむね満足(B)と判断する目安
「ふじは日本一の山」(13〜16小節)のところを強く表現する工夫について、グループ活動で発言したり、思いや意図をワークシートに書いたりすることができている。 |
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