過程 |
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指導上の留意点(・)、評価規準と評価方法(◎○)
算数的活動(◇)、ICT利活用(◆) |
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つかむ |
[問題]
4種類のハンカチがあります。このハンカチのうち、3種類を組にして、箱に入れます。ハンカチの組み合わせを全部かきましょう。何とおりできますか。
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・ |
問題文を提示する際には、挿絵を見せて題意を捉えやすくする。
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ハンカチの組み合わせは、全部で何とおりできるか調べよう。 |
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見通す |
2 |
解決の見通しをもつ。
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色紙を用いて、貼り替えながらハンカチの組み合わせを調べる。 |
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前時の学習(組み合わせを図や表で調べたこと)を振り返らせ、組み合わせを調べるための見通しをもたせる。
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◇ |
色紙を用いて、貼り替えながらハンカチの組み合わせを調べさせる。(ア) |
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自力解決 |
3 |
自力解決をする。 |
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ハンカチの組み合わせを落ちや重なりがないように図や表を用いて調べる。 |
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◇ |
落ちや重なりがないように、図や表を用いて表現させる。(イ) |
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学び合い |
4 |
自分の考えをペアで説明し合う。 |
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・ ノートを見せながら、自分の考えを説明する。 |
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《児童がノートにかいた考え》 |
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自分が調べた方法について、ノートを見せながらペアで説明させる。 |
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自分の表現方法と似ているところや違うところを見付けさせ、友だちの表現方法のよいところや分かりやすいところに気付かせる。 |
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5 |
全体で話し合う。
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《児童がノートにかいた考え》 |
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◆ |
書画カメラを用いて児童のノートを拡大提示し、その表を用いて説明させる。 |
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4種類の中から3種類を選んで○を付けた表を観察させ、○の付いていないところに着目して解くことができることに気付かせる。
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組み合わせに入れないものに×を付けて表す方法について、表を用いて確認したり、言葉で説明させたりして、この考えのよさを感じさせる。 |
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まとめる |
6 |
本時の学習をまとめる。 |
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1つを残して組をつくる場合には選ばないものに×をつけていく方法が簡単で分かりやすい。 |
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7 |
適用問題を解く。(教科書P26C) |
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「十分満足できる」状況(A)と判断したノート記述の例 |
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8 |
本時の学習を振り返り、算数日記に書く。 |
《児童が実際に書いた算数日記の例》 |
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前時の学習を想起させ、本時のように1つを残して組をつくる場合には、見方を変えて、選ばないものに着目するとよいことに気付かせる。
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図や表を見て、5種類から4種類を選ぶということは、5種類から1種類を除いたことと同じ意味であることに気付かせる。 |
◎ 1つを残して組をつくる組み合わせについて、落ちや重なりがないように順序よく整理して調べ、場合の数を求めることができる。 【技能】(観察、ノート)
A 表を用いて、組み合わせに入れないものに着目した方法で場合の数を求めることができる。
B 表を用いて、選んだものに丸を付けるなどして場合の数を求めることができる。
〔「努力を要する」状況(C)と判断した児童への指導〕
5色の色紙を用意し、4色を取り出す操作をさせた後、表に表させていく。 |
※ |
学習活動の観察や授業後のノート記述の分析を基に、全員を対象とした評価を行い、記録に残す。 |
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授業で分かったことや感想、これから気を付けたいことや更に調べてみたいことなどを書かせるようにする。 |
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