| 学習活動 | 指導・支援 | 
      
        | 1 学習計画を振り返り、本時のめあてを確認し見通しを もつ。
 
 
          
            | 筆者の考え(要旨)をまとめ、結論の述べ方の工夫をさぐろう |  | ○ これまでの学習を振り返って、本時のめあてをつかませ る。
 
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        | 2 結論部分を読み、筆者の考えの中心となる事柄(要 旨)を120字以内にまとめる。
 
 (1) 結論の部分を音読する。
 
 
 (2) 筆者の考えの表れている言葉や文を見付け、サイド
 ラインを引く。また、選んだ理由や気付きを線の横に
 書き込む。
 
 
 (3) 筆者の考えが表れている言葉・文章について、ペア
 対話で意見交流をする。
 
 (4) 筆者の考えの中心となる言葉・文章について、全体
 で意見交流する。
 ・ 筆者は森林の大切さを訴えたいので、森林を「かけが
 えのない遺産」だと言っていると思います。
 ・ 「感謝しなければなりません」という言葉は、筆者の強
 い気持ちが表れていると思います。
 
 (5) 交流したことを生かして、要旨をまとめる。
 
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 ○ 筆者の考えや述べ方を意識させながら、結論部分を音読
 させる。
 
 ○ 「動物の体」で学んだ要旨のまとめ方について確認する。
 ・本論の内容や筆者の表現に目を向けること
 ・筆者の考えが表れている言葉を使うこと
 ・条件に合わせてまとめること
 
 ○ サイドラインが引けない児童には、文末表現に着目させ、
 筆者が言いたいことが書かれていないか考えさせる。
 ○ 理由が書けない児童には、今まで学習した内容をまとめ
 たワークシートや掲示物を参考に考えさせる。
 
 
 
 ○ 隣同士のペア対話では、自分の考えと友達の考えとを比
 べさせ、加除修正させる。また、友達と確認させることで、
 自分の考えに自信をもたせる。
 
 
 
 
 
 
 ○ 全体交流では、発表モデルを提示し、根拠をはっきりさせ
 ながら発表させたり、自分の意見を友達の意見に関係付
 けながら発言させたりする。
 ○ 事実と意見を区別しながら読ませる。
 ○ 根拠を話し合わせることで、筆者の考えの中心となる事
 柄(先祖に対する感謝の思いや林業を尊んでいる思い)
 に気付かせたい。
 
 
 
 
 
 
 ○ 選んだ言葉や文章を組み立て、要旨にまとめさせる。
 
    ○ まとめることができない児童には、お助けワークを渡し、
      | (評価) 筆者が訴えたいことを、筆者の考えが伝わる言葉や文章 を使い、条件に合わせてまとめることができる。               【ワークシートの記述内容・発言内容】 |  付せんを使って文章に組み立てさせる。
 
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        | 3 まとめた要旨を発表し合い、内容を確認する。 4 筆者の述べ方の工夫について話し合う。
 ・ まとめの文を「問いかけ」と「答え」の文にして書いてい
 る。
 ・ 文末を強調することで願いを表現している。
 
 | ○ キーワードや述べ方に着目すると、筆者の考えに迫ること ができることを確認する。
 ○ 結論を書くときにも、強調表現や問いかけの工夫をする
 と、読み手に訴える効果があることに気付かせる。
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        | 5 学習を振り返り、評価する。 | ○ 筆者の主張を受けて、自分のテーマを決めることを知らせ る。
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