<制作>やり始めたら,とくに声はかけず,そばで見守りましょう。見られることに抵抗があるようだったら,先生も一緒にされることをおすすめします。一人にして,その場を離れることはしないようにしましょう。自分の表現を受けとめてくれている人がそばにいることが大切なことです。
(時間は30分から1時間程度) |
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<完成後・・・ふり返り>作品を見せてもらって(自分もしていたら見せ合う)次のようなことをきっかけに,2人で語り合ってみましょう。
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または先生が感じられたことを伝えます。
たとえば・・・ |
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ただし,解釈的なことや,評価めいたことは言わないようにしましょう。 |
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<事後>作品には日付と氏名を裏に書いておきます。作品をどうしたいのか聞いてみましょう。持って帰りたいのか,学校に置いておくのか,壁にはりたいのか,友達に見てもらいたいのか・・・いずれにしても本人の意思を尊重します。持ち帰るというときは写真を撮ってから返すようにします。写真は記録として残しておきます。 |
<その他の留意点>
○対象の子どもが複数のときには・・・一緒にできるようだったら同じ場所でしていいのですが,同時にすることに抵抗があったり,したがらない子どもがいたりするようだったら場所を変えることをおすすめします。
○ハサミに抵抗があったら・・・ハサミを使うことが苦手だったり,使わせない方がいいと思われた場合はコラージュボックス法だと抵抗が少なくなります。
○ふり返り・・・話すのが難しそうであれば,題名・テーマ,気に入ったところくらいを画用紙の裏か,用紙に書かせるのもいいでしょう。数回していくと少しずつ話すこともできるようになっていくかもしれません。 |